次期5年の観光戦略の案まとまる 鹿角市

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 鹿角市は主要産業に位置づける観光で、ことし4月から5年間で取り組む方向性を示す戦略案をまとめました。エリアとインパクトのある素材をセットにした旅行商品づくりなどが特徴です。

 市は、現在の「観光産業確立計画」がことし3月で5年の計画期間が終了することから、次の5年間は、一歩進んだ「観光産業成長戦略」をスタートさせることにしています。

 今回まとまった戦略の案によりますと、旅行商品のつくり方として、市内を四つのエリアに分け、それぞれにあるインパクトのある素材とセットで売り出したい考えです。

 例えば八幡平エリアでは、自然や温泉などによるテーマ「雄大さと安らぎの体験」、また花輪と尾去沢のエリアでは、「花輪ばやし」や観光鉱山などによるテーマ「華やかさと鉱山で体験」といった形が想定されています。

 また八幡平国立公園では、近年世界の観光が自然を満喫する方向にシフトしていることを踏まえ、アドベンチャーツーリズムや、ナイトタイムツアーなどのような新たなコンテンツもつくることにしています。

 いっぽう、地元の市民の意識改革にも焦点を当てているのが特徴で、身の回りにあるものが優れた観光素材であることを意識したり、観光客の受け入れに関わったりするための事業にも力を入れるということです。

 このほか、情報のデジタル化に対応するため、動画やリアルな映像を使った観光メニューや、オンラインでの観光体験の提供、またPRやマーケティングの場面でもデジタル化を進めたい考えです。

 市では、「感動を呼ぶ本物の観光素材の活用や、世界水準をめざす観光地域づくりを進めたい」としています。

 市は来月5日を締め切りにして、観光戦略案に対する市民の意見を募集しています。