大学生の滞在拠点づくりで協定 鹿角市

大学生の滞在拠点づくりで協定 鹿角市

 鹿角市は、東京の大学と連携する協定を結び、大学生たちの研究の受け入れを拡大することになりました。

 鹿角市は、大学をもたないものの、大学生の滞在拠点を設けて長期間滞在してもらう「サテライトキャンパス機能」をつくろうと、今回、東京都江東区にある武蔵野大学と協定を結びました。

 武蔵野大学は、国内外の70ほどの地域に学生たちが入り、実地型の研究に取り組んでおり、鹿角市には去年まで2回、訪れています。

 その関わりを深めようと今回、包括的な連携協力に関する協定を両者が結びました。

 鹿角市が県外の大学と協定を結ぶのはこれが初めてで、学生の受け入れが増えることとともに、学生の専門的な知識を生かした研究成果を町づくりの参考にしたい考えです。

 20日、鹿角市役所と大学を結んでオンラインで協定の締結式が行われ、児玉市長と西本照真(てるま)学長が協定書にサインしました。

 児玉市長は「学生の受け入れは、地域に新たな活力を生み出している。地域と学生の連携によって、地域の活力につながる新たな価値を生み出したい」と述べました。

 また西本学長はこれまでの鹿角市での実地型の研究の成果について、「学生たちが地域に入って、課題を共有することで、解決策について考える力になっている。研究後も訪れている学生もおり、つながりが生まれつつある」と話しました。

 武蔵野大学からはおととしに9人、去年は10人の学生が鹿角市に1か月間滞在し、地方創生について研究するいっぽう、地元に成果を披露する場面をもったり、祭りに参加したりもしています。

 さらに今回の協定により、これまでの1年生の希望者に加え、2年生以上のゼミの合宿の受け入れが始まることが決まっています。