八幡平でスキー場開き、積雪はなし 鹿角市

八幡平でスキー場開き、積雪はなし 鹿角市

 秋田県内のトップを切って、鹿角市八幡平の施設で「スキー場開き」が行われ、関係者たちが雪のないゲレンデに向かって、一日も早い降雪を願いました。

 八幡平国立公園にある秋田八幡平スキー場は、標高が千メートルと高い地の利を生かし、毎年11月下旬ごろから5月の大型連休までというロングシーズンの営業をしています。

 ところが今シーズンは、スキー場開きが行われた20日の時点で、ゲレンデにまったく雪がありません。

 スキー場によりますと、今月10日までに30センチほど積もったものの、数日後に消えてしまったということです。

 スキー場開きの日に積雪がなかったのは、5年ぶりです。

 20日のスキー場開きの催しは、出席者を関係者およそ10人に限定して行われ、神事でシーズン中の安全を祈願しました。

 前のシーズンは新型コロナウイルスの影響による営業の打ち切りで、リフトの利用者数が前の年の7割ほどの過去最少にとどまっただけに、関係者たちの今シーズンにかける思いはひとしおです。

 すでに設備などの準備は整っており、あとは50センチ程度の積雪を待つばかりです。

 経営する会社の社長、浅石敦幸(あつゆき)さん(65)は、「ロングシーズンの営業と、北海道に負けないパウダースノーが自慢です。周辺の温泉とセットで楽しんでください」と話しています。

 施設では今シーズンも、ゲレンデすべてを貸し切りにできるサービスや、家族で来場した小学生のリフト料金を無料にする特典などが用意されています。


去年の11月22日に行われたスキー場開きの様子