新型ウイルスで求人控える動き 鹿角管内

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 鹿角市と小坂町の管内で、新型コロナウイルスの影響で求人を控える動きが出ていて、求人倍率がこの4か月で3割下がりました。

 ハローワーク鹿角によりますと、5月中の企業からの求人は702人で、前の月から84人減りました。

 管内では近年、人手不足を背景に求人の数が800人台から900人台で推移していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で求人が控えられ、5年5か月ぶりに700人前後まで減っています。

 対して仕事を求めた人は505人で、人手が足りないなかで前の月からさらに35人減りました。

 求職者が500人を超えるのは3か月連続で、なかでも解雇などによる離職者が前の年の同じ時期の1.9倍にあたる52人まで増えたことなどが影響しました。

 これらにより、仕事を求めている人1人に対して企業からの求人が何人あるかを示す有効求人倍率は1.39倍となり、前の月から0.07ポイント下がりました。

 鹿角管内の有効求人倍率は人手不足を受けて高止まりしていましたが、1.4倍を切るのは3年前の5月以来、3年ぶりです。

 3か月前のことし1月には2.01倍となっていて、その後の4か月だけで7割の規模まで落ち込んでいます。

 ハローワーク鹿角では、「飲食、宿泊業を中心に、企業が求人をすぐに再開する状況ではないことがうかがえる。雇用調整助成金が特例措置で要件、手続きが大幅に緩和され、特例期間も9月末まで延長されたことをPRし、雇用の維持をお願いしていく」としています。