小学生が田植えを体験 鹿角市

小学生が田植えを体験 鹿角市

 鹿角市の小学生たちが田植えを体験し、泥まみれになりながら奮闘していました。

 これは、花輪北小学校の5年生たちが毎年行っているもので、21日、花輪東町の田んぼに児童30人が集まりました。

 全員がはだしで田んぼに入り、農家の人たちの協力を得ながら、手で苗を植えました。

 かつての鹿角では日常的な光景でしたが、現代の子どもたちにとっては、非日常の貴重な体験です。

 児童たちは、転びそうになって悲鳴を上げたり、あぜから投げ入れてもらった苗の束をつかみ損ねて泥を体に浴びたりしながらも、枠に沿って一束ずつ丁寧に植えていました。

 なかには、泥の中で思わずしりもちをついてしまい、大声で笑う姿も見られました。

 そして田植えの体験が終わると、用水路に足を入れて、泥を洗い流していました。

 体験した女子児童の一人は、「足が抜けなかったり、苗が倒れたりしてたいへんでした。これからは農家の人への感謝の気もちを込めて、ご飯を食べます」と話していました。

 田んぼを提供した花輪東町の山本喜代宏さん(64)は、「農業に親しみをもってもらい、一人でも多くの担い手が出てきてほしい」と話しています。

 児童たちは今後、稲の生長の観察や収穫、それに販売の体験をすることになっています。