前年比1千万円あまりの増 かづの農協の年間販売

前年比1千万円あまりの増 かづの農協の年間販売

 鹿角市と小坂町を管轄する農協が1年間の実績を生産者たちに報告する催しがあり、主力のコメなどが好調ないっぽう、野菜の不調があり、販売総額は前の年よりおよそ1千200万円増える見とおしが示されました。

 かづの農協の「生産者大会」と題した催しが16日に花輪の式典会場で開かれ、出席した生産者およそ150人に対し、今年度の生産と販売の状況が示されました。

 報告によりますと、販売額全体のおよそ6割を占めるコメは、生育が順調に推移し、集荷量が前の年から10%あまり増え、60キロ入りで11万7千俵となりました。

 それにより販売額も前の年からおよそ15%増えて14億6千200万円となり、集荷量、販売額とも過去5年で最多となりました。ただ、一等米比率は、カメムシの被害を受けて、84%にとどまりました。

 いっぽう、コメに次ぐ主力作目のキュウリは、集荷量が前の年から17%増えましたが、首都圏が涼しい夏となって消費が落ち込み、販売額は16%減って3億8千万円となりました。

 またリンゴは受粉期の天候不良で実が少なくなり、集荷量は前の年から32%の大幅減で、販売額も21%減り1億8千万円にとどまる見とおしです。

 それに対し「北限の桃」は、雨が少ない夏に恵まれ、集荷量が前の年から75%の大幅増となり、販売額も81%増えて1億3千300万円に上りました。

 これらにより、コメと園芸全体の販売見込み額は24億7千900万円程度で、前の年から1千200万円、率にして0.5%ほど増える見とおしです。

 席上、菅原俊二(しゅんじ)組合長はあいさつで、「天候の影響に悩まされた一年になった。コメは近年にないほどの良い作柄となり、安定した稲作ができる環境づくりを継続していく」などと述べました。


表彰されるコメの優良生産者