除雪の無事故めざし講習 鹿角市

除雪の無事故めざし講習 鹿角市

 本格的に雪が積もる時期を迎え、除雪の安全を徹底しようという講習会が鹿角市で開かれました。

 これは、除雪作業を引き受けている地元のシルバー人材センターが16日に花輪小坂(こざか)の事務所で開いたもので、会員と関係者およそ30人が参加しました。

 消防署の職員が事故を防ぐポイントを説明し、はしごを使った屋根の雪下ろしについては、はしごの足元が滑らないようにすることや、昇る際に誰かに抑えてもらうことなどを助言しました。

 またはしごの固定を徹底するよう呼びかけ、はしごの両脇から2本のロープを伸ばして、近くの柱などと結ぶ方法を指導しました。

 いっぽう、家庭用除雪機の注意点の説明もあり、ロータリーの部分にはさまった雪や石などを取り除く際に、必ずエンジンを切ってから行うよう呼びかけていました。

 講習を行った鹿角地域シルバー人材センターでは、一冬におよそ250軒から除雪の依頼があり、会員およそ90人で対応しています。

 参加していた60代の男性は、「ことしは雪が少ないですが、これからまだ冬が続くので、きょう教わったことを徹底して、安全に作業をしたい」と話していました。

 鹿角広域消防署の栁沢光晴・当直司令補佐(46)は、「油断や面倒といった気もちが危険です。ヘルメットや命綱を身につけない人がけがをしたり亡くなっているので、必ず使ってほしい」と話しています。

 消防によりますと、鹿角管内では昨シーズンに除雪に関する事故が5件あり、この冬もすでに大けがをした事故が1件発生しています。