就職の内定、遅めに推移 鹿角の高校新卒者

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 鹿角管内の高校をことし春に卒業予定の就職希望者に対する事業所の内定率は、平年より遅いペースで進んでいて、進路の希望を変えた生徒への支援を関係機関が進めています。

 ハローワーク鹿角の去年11月末のまとめによりますと、管内の4つの高校のことし3月の卒業予定者のうち、11月末の時点で民間事業所への就職を希望しているのは70人で、少子化のなかで去年から15人減っています。

 このうち県内の希望者は46人で、県外の24人を大きく上回っており、地元志向の高さがうかがえます。

 そうしたなか、高校生を対象にした企業の選考が解禁されてからおよそ2か月半経った、去年11月末時点の内定率は、県内が87%、県外が83.3%で、全体の85.7%は過去5年間のこの時点で最も低くなっています。

 ハローワーク鹿角では、「今年度は希望の進路を途中で、進学から就職へ、あるいは県内から県外へ変える生徒が少なくないほか、企業の人手不足を踏まえてか、変更が遅い傾向もみられる。年度内の内定率100%達成をめざし、サポートしていく」としています。

 対して、ことし春の高校卒業予定者に対する管内の事業所からの求人は、86社の246人で、前の年を16人上回っていて、人手不足を背景にその数は年々増えています。

 管内の246人という働く人の求めに対し、県内への就職を希望する高校生はわずか39人で、大幅に足りていません。

 県内の事業所に就職が決まった40人のうち、鹿角管内の内定者は32人です。