国道、県道の除雪で安全祈願 鹿角地域

国道、県道の除雪で安全祈願 鹿角地域

 八幡平国立公園など豪雪地帯もある鹿角地域で、国道と県道で行われる除雪の安全を祈願する催しが行われ、「冬将軍」の到来に備えました。

 これは、秋田県鹿角地域振興局がこのほど、鹿角市花輪小深田にある車庫で行ったもので、請負業者の運転手などおよそ60人が出席しました。

 雪を吹き飛ばすロータリー車や、大きな雪はねを付けた除雪ドーザー、また、わだちを削って路面を整えるグレーダーなど30台の車両を並べ、神事で無事を祈りました。

 鹿角地域振興局が今シーズンに除雪する道路は、国道と県道の86%にあたるおよそ220キロです。

 鹿角市内の八幡平後生掛や大湯田代平までと、小坂町内の青森県境にある坂梨峠や十和田湖休屋までと、広範囲に及んでいます。

 出動の基準は「10センチ以上の降雪」、または「5センチ程度の降雪でそれ以上になると予想される場合」とし、早朝の作業は原則で午前7時の完了をめざすとしています。

 そして作業の基本方針には、初期除雪の完全実施や交差点の段差の解消などを挙げるとともに、スリップ事故の多発場所や市街地の交差点などで凍結の抑止に努めたい考えです。

 県鹿角地域振興局保全・環境課の樽田太朗課長(52)は、「雪国で暮らす県民の生活の確保で除雪は重要なので、スピーディーに、かつ安全に徹したい」と話しています。