一般質問の時間削減を市民が批判 鹿角市議会

一般質問の時間削減を市民が批判 鹿角市議会

 鹿角市の議員と市民の意見交換会が開かれ、一般質問のもち時間を減らし続けていることなどについて、市民から批判が寄せられました。

 鹿角市の議会が今年度、8か所で開く「議会報告会、市民と語る会」が7日夜に始まり、会場の一つの花輪市民センターには市民7人が集まりました。

 鹿角市の議会では一般質問のもち時間について、4年前にルールを改正し、段階的に時間を減らし続けているほか、会派の所属の有無で差を設けています。

 意見交換会で市民から、「議長が、議会内の討論を活発にしたいと話しているのに、質問時間を減らしているのは問題だ。たくさん質問できるようにすれば、その分、市民の負託に応えられると思う」と批判がありました。

 これに対し一部の議員側からも、「確かに、ルールの改正後に、議員たちの質問時間が短くなっている。1年間で一度も質問しなかった議員もいる」との意見が出ました。

 いっぽう、ルールの改正を主張した会派の議員が、「私も疑問に思っているが、議会で協議して決めたものであり変えられない」と話すと、市民側が語気を強めて、「おかしいことは、変えていくべきでしょう」と求める場面もありました。

 閉会後、訪れていた市民の一人は、「市民が1票を投じた議員の質問を制限するのは、残念です」と話していました。

 鹿角市の議会で、会派を優先しようという動きは、意見の集約や役割分担ができる会派を増やして、議会をスムーズに運営したいという考えがもたれていますが、市民や専門家からは問題視する意見が出ています。

 鹿角市の議会と市民の意見交換会は今後、8日午後6時半から八幡平、大湯、柴平の市民センターと活動センターで、また10日午後2時から再び花輪と十和田の市民センターで開かれます。