料理の愛と情熱写した作品展 鹿角市の写真家

料理の愛と情熱写した作品展 鹿角市の写真家

 鹿角市に移住してきた写真家が料理に関する写真展を開いていて、作品からは、作った人の情熱と、食べる人に寄せた愛が伝わってきます。

 花輪図書館で開かれるこの写真展は、大湯荒瀬の成田一加(いつか)さん(40)が、2冊の本の出版にあたり依頼されて撮ったおよそ40枚を並べたものです。

 2冊の本とも料理がテーマで、いっぽうの本は、居場所のない子どもたちに食事を提供するボランティアに取り組む広島市の元保護司の女性を追ったものです。

 金髪の少年がオムライスにかぶりついている様子や、食事をする少年を笑顔で見守る女性が写されていて、女性のメッセージ「お腹がいっぱいになったら悪いことはできんじゃろ」「うちらは信じるところから始まっとる」なども添えられています。

 成田さんは日ごろから写真には、自分の感動を表しているそうで、広島市の女性の撮影については、「本で使う写真を撮るという意識より、ばっちゃんと子どもたちのリアルを撮ろうと夢中だった」と振り返っています。

 東京、京都などで暮らしたあと、去年12月、夫がゆかりのある鹿角市に移住しており、成田さんは鹿角について、「自然も、人の姿も、素晴らしいものがいっぱいあります。鹿角の神秘的な色を撮影していきたい」と話しています。

 写真展は14日から1か月間、花輪図書館で開いていて、「見てくださった方が、料理を作った人たちの情熱と愛にふれて、ご自身がもつ情熱と愛に気づくきっかけにしていただけたらうれしいです」と話しています。