鹿角市は新年度から4つの施設について、休館日を増やす案を議会に示しました。そのほとんどの施設で、利用の少なさを理由に挙げています。
想定している施設は、歴史民俗資料館、先人顕彰館、福祉保健センター、それに子ども未来センターです。
資料館と顕彰館は休館日を週1日から週2日に、保健センターは部屋の貸し出しで日曜と祝日を休館日にしようというもので、いずれも利用が少ないことを理由にしています。
いっぽう未来センターは、月1回の休館日を設ける案で、スタッフ全員がそろう日を設けて、サービス向上を図りたいとしています。
17日の議会の教育民生委員会で市側は、歴史民俗資料館について、「年間の運営経費が1千万円で、来館者一人当たり8千円から9千円の経費がかかっている状態」と説明しました。
また先人顕彰館についてはこれまでの議会で、閉館を含めた、施設のあり方を新年度に検討する方針を示しています。先人顕彰館の昨年度の来館者数は千165人です。
施設の休館日の追加について市は、3月議会に提案する方針です。
このほか3月議会に市は、申請や税の納付などを受け付けている市内5か所の支所について、機能の一部を各地区の郵便局に委託し、窓口を廃止する提案も見込んでいます。
市は人口と財政の状況が厳しさを増すなか、すべての公共施設のあり方にメスを入れることとし、今年度は削減する総量の目標を、来年度には施設ごとに維持か、廃止、集約かを決める方針です。
笹本市長は16日夜に開かれた市民会議で、公共施設の集約を求めた市民に対し、「来年度に廃止の検討に踏み込んでいく。廃止に意見がある人もいると思うが、何とか進めたい」と述べました。
また進め方として、「減らすなかにも、ここを充実しますとか、廃止の先に、ここは充実させるといった、みんなの思いを込めたい」との考えを示しました。







