市民コーラスが30周年コンサート 鹿角市

市民コーラスが30周年コンサート 鹿角市

 鹿角市の市民コーラスグループの創立30周年を記念する演奏会が開かれ、長年磨いてきたハーモニーをメンバーたちが披露しました。

 このグループ「かとれあコーラス」は、中学校の音楽教師だった阿部和子代表(82)が昭和63年に、当時の保護者たちに指導の求めを受けて、「ママさんコーラス」として結成しました。

 これまで参加した会員は通算101人で、また3年前には男性たちも加わり、現在は7、80代を中心とした19人の混声4部合唱で、定期コンサートや福祉施設でのボランティアコンサート、また各種のイベントへの出演などをしています。

 30周年を記念する演奏会は7日に花輪の複合施設「コモッセ」で開かれ、定番のコーラス曲や懐メロなどを取り上げ、長年磨いてきたハーモニーを披露しました。

 またテノール歌手との共演で、鹿角市に縁の作曲家、成田為三の「浜辺の歌」を歌い上げると、会場からひと際大きな拍手が送られていました。

 節目を迎えてメンバーたちは、「歌が好きな仲間たちと長く楽しませていただき、30周年を迎えて感動している」とか、「合唱をしていると、50数年前の中学生時代へタイムスリップし、若さが戻った気もちになる」などと話しています。

 阿部代表は、「コーラスほど人の心を癒し、人の心を動かすものはないという思いで、30年間続けてきました。メンバーの高齢化で、活動は縮小させていきますが、これからも歌で思いを伝えていきたい」と話していました。