ことし産のブドウでワインの仕込み 小坂町

ことし産のブドウでワインの仕込み 小坂町

 小坂町でことし秋に収穫されたブドウを使ったワインの仕込みが、地元の醸造施設(ワイナリー)で行われています。

 小坂町ではことし、8軒の農家が、あわせて7ヘクタールほどでブドウを栽培しています。

 ことし秋に収穫したブドウを使ったワインの仕込みが先月下旬に始まり、去年オープンした地元のワイナリーでは、運び込まれたブドウの枝を取って、タンクの中で仕込むという作業が繰り返されています。

 仕込みは2段階で行われ、1回めは、酵母を入れて発酵させつつ、実と皮からうま味を抽出し、しぼった後の2回めは、酵母に糖分を吸収させながらアルコールに変えて、仕上げていきます。

 酵母の動きはその日の気温によって違うため、仕込みの作業は、繊細な気遣いで進めているということです。

 小坂町のワイン作りは、日本独自の品種「山ブドウ交配種」を使った貴重なワインであることと、ブドウ園とワイナリーが近いためフレッシュな状態から作れることが特徴です。

 小坂町のことしのブドウは、春の寒さなどで収穫量が減ったものの、例年同様に甘く仕上がっているということです。

 このためワインの出来も期待されていて、町では、「すっきりした酸味と、濃厚な色、そして深い味わいの小坂のワインをぜひ、飲んでいただきたい」としています。 

 小坂町のワインの仕込みは来月中旬ごろまで続けられ、およそ2万本の出荷が計画されています。