テロの防止で連携訓練 鹿角の警察と関係機関

テロの防止で連携訓練 鹿角の警察と関係機関

 警察と関係機関が連携してテロを防ごうと、発電所や薬局など各種の関係者が参加した警察の訓練が鹿角市で行われました。

 27日の訓練は、鹿角市内の複数の場所を犯人たちが移動するという想定で行われ、それぞれの移動先の関係者たちが対応を確認しました。

 犯人役の警察官2人がはじめに、八幡平の山間部にある発電所を訪れて、爆破に備えた下見をしているという想定で施設の中をうかがい、その様子を不審に思った発電所の職員が警察に通報しました。

 また、爆発物を作る薬品を購入する想定で訪れた毛馬内の薬局では、店員が身分証明書の提示を求めたり、不審者の特徴を記憶して警察に通報したりしていました。

 ほかにもレンタカー会社やホームセンターが訓練に参加し、状況や犯人の様子を警察に知らせました。

 訓練に参加した薬局の代表の男性は、「劇物などの販売では、相手の様子や使用目的を確認することなどを、店員たちの間で共有しています。いつでも、慎重に対応していきたい」と話していました。

 警察では、来年のG20サミットや再来年の東京オリンピックなどの国際的なイベントを控え、安全対策に力を入れています。

 訓練をした鹿角警察署は、「官民の連携が大事であり、日ごろから訓練しておくことは重要だ。テロを日本に入れない、爆弾を作らせない、実行を阻止する取り組みを進める」としています。