国道の整備を秋田県に要望 秋田・青森の市町村

国道の整備を秋田県に要望 秋田・青森の市町村

 鹿角市や小坂町などを通る国道の整備をめざす沿線の自治体が、秋田県鹿角地域振興局に合同で要望をしました。

 「八戸・能代間」、「角館・大鰐間」、そして「国道454号」の3つの整備促進をめざす団体に所属する市町村の長や議長たち19人が27日、秋田県鹿角地域振興局を訪れました。

 振興局側が主な要望に対する現時点の位置づけを答え、国道282号の花輪市街地の混雑の緩和策については、「交通状況などを調査したあと、交通面の課題を整理している。今後は冬の交通状況も調査する」と述べ、実現性には言及しませんでした。

 また小坂ジャンクションの開通後、町中心部との間で大型車の通行が増えている国道282号の改良については、「区切って、少しずつ進めたい。一部で調査をしている」としました。

 いっぽう冬に閉鎖している国道341号の鹿角市と仙北市の間の通年通行については、「玉川温泉地区の災害時の孤立解消を目的に、今年度も鹿角市側で緊急車両用の簡易除雪をする」と述べるにとどまりました。

 また地元が「世紀越えトンネル」と呼ぶ国道103号、104号の青森県田子町と鹿角市大湯を結ぶバイパス構想について、「課題を整理していく」としたのに対し、鹿角市の児玉一市長が「昨年度も調査してもらったが、結果を知らされていない。情報を共有したい」と求めました。

 これに対し振興局側は、「今年度は、通行している物流などの会社から、課題や道路の使われ方などを調査する。整理できしだい、報告する」と答えました。

 3つの同盟会の会長、副会長を務める児玉市長は、「近年、特に災害に強い町づくりが重要な課題になっている。いつ状況を聞いても、調査していると繰り返されており、少しずつでも整備を前進させてほしい」と話していました。