新米の検査始まる 鹿角地域の農協

新米の検査始まる 鹿角地域の農協

 鹿角市内で稲刈りシーズンを迎えていて、地元の農協では、新米の等級検査が始まりました。

 市内のことしの稲刈りは今月中旬に始まっていて、鹿角産のコメのおよそ8割を取り扱うかづの農協で26日、受け入れたコメの等級を格付けする検査が始まりました。

 花輪大曲の倉庫では、関係者による祈願祭のあと、検査員の国家資格をもつ職員たちがコメ袋からサンプルを抜き取り、色や形、水分などを慎重に調べていました。

 ことし産の生育は、6月の低温や9月の台風の影響もありましたが、農協が今月14日に行った田んぼでの検査では、稲の茎の数の指数が101となり、ほぼ順調だということです。

 また国によるコメの生産調整、いわゆる減反政策がことし産から廃止されたことを受けて、地元で作付けが若干増えており、農協はことしの集荷目標について、去年の計画より15%ほど多い、1俵60キロ入りで、13万俵を目標にしています。

 いっぽう、生育が遅れている田んぼもあることから、農協では生産者に対し、色づきをしっかりと見極め、適期に刈り取るよう呼びかけています。

 鹿角産の新米は、早ければ来月中旬に店頭に並ぶ見とおしだということです。

 かづの農協営農販売課の齋藤喜美義課長は、「良質の水と気候に恵まれている鹿角のコメは、とてもおいしいと業者の評価も高いです。ご飯だけを食べていただければ、そのおいしさが分かります」と話しています。

 いっぽうかづの農協では、農家のコメの出荷時に支払う「概算金」と呼ばれる前払い金について、在庫や需要を踏まえ、去年の実績から200円少ない1万2千600円に設定しています。