新小学校で中学校歌を継承へ 鹿角市の学校統合

新小学校で中学校歌を継承へ 鹿角市の学校統合

 鹿角市の花輪北小学校と平元小学校の統合について協議する会議が開かれ、校歌のうち曲について、地元の中学校のものを使うことを決めました。小学校同士の統合で、別の中学校の校歌が使われる、珍しいケースとなりそうです。

 花輪北小と平元小が統合して3年後に開校する学校の、柱の事項を検討する協議会が25日夜、市役所で開かれました。

 校歌について協議し、学校関係者と教育委員会事務局を除く、地元の委員たちによる多数決の結果、花輪第二中のものを希望する人が8人、新たに作る求めが4人、平元小の校歌の希望者が1人でした。

 花輪第二中は、2つの小学校の卒業生のほとんどが進学している学校で、2つの小学校が統合する1年前の再来年4月に、同じく統合でなくなることが決まっています。

 また、2つの小学校の統合校は、花輪第二中の校舎を使うことになっています。

 統合のもとになる2つの小学校のどちらの校歌も使わずに、別の学校のものを継承する形ですが、卒業生のほとんどの進学先になっていることから、地元の人たちにとっては身近なものとなっています。

 教育委員会などによりますと花輪第二中の校歌は、旧柴平中時代の昭和27年に、当時の校長が作詞、作曲したものです。

 いっぽう詩については、「今の時代とそぐわない部分がある」「内容が小学生には難しい」などを理由に、一部の変更、あるいはすべてを作り変える希望と、花輪第二中のものをそのまま使う求めが多数決で拮抗したため、決定は次回の会議にもち越しました。

 この日は学校名についても協議し、既存の花輪北、平元のどちらも使わずに新たに名付けることとし、地元で公募し、応募作品のなかからこの会議で最終決定することを、こちらは全員の賛成で決めました。