鮮やか、モモ畑がピンクに染まる 鹿角市

鮮やか、モモ畑がピンクに染まる 鹿角市

 モモの産地の鹿角市で花が咲きそろい、文字どおり桃色に染まった柔らかな光景があちこちに見られます。

 鹿角市のモモは、「北限の桃」のブランド名でおよそ60ヘクタールで栽培されていて、開花の時期を迎え、各地のモモ畑がピンクに染まっています。

 モモの花は柔らかい色合いとかわいらしさが特徴ですが、色が、咲き始めの白に近いピンクから徐々に濃く変わっていく点も見る人たちの目を楽しませています。

 花輪荒屋敷のおよそ15アールでモモを栽培している小田島廣司さん(74)のモモ畑では、ほぼ例年並みの早さの先月下旬に咲き始め、4日にはほぼ満開になっています。

 この時期は仕上げのせん定をしていて、小田島さんは花芽の位置を見ながら、枝をていねいに切り落としていました。

 一緒に作業をしていた小田島さんの妻、幸子(さちこ)さん(69)は、「モモの花は可れんなので、その中で仕事をしていると気もちも華やかになります。コロナ禍で元気のない人たちにも、モモの花を見て元気になってほしい」と話していました。

 「味も、大きさも、鹿角のモモは日本一と言っていいのではないか」と話す小田島さん。

 「先月に寒い日があったが、ことしは雪消えが早かったこともあって、花の付きが順調だ。去年もうまくいったが、ことしの秋も楽しみだ」と話しています。

 鹿角市内のモモの花は、今後しばらく見ごろが続きます。