求職増で倍率4か月ぶりダウン 鹿角管内の労働市場

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 鹿角市と小坂町の管内の労働市場は、新型コロナウイルスの影響で長期間にわたり求人が少なかった影響を受け、仕事を求めている人が大幅に増えています。

 ハローワーク鹿角によりますと、ことしの3月中の企業からの求人の数は807人で、前の月から24人減りました。

 4か月ぶりの減少に転じましたが、3か月連続で800人台を維持しており、新型コロナウイルスの影響による雇い控えで600人台に落ち込んでいた時期から復調しています。

 いっぽう、3月中に仕事を求めた人は596人で、前の月から42人と大幅に増え、5か月連続の増加となりました。

 590人を超えたのは、4年前の平成29年4月以来です。

 状況別でみますと、解雇などによる離職者は43人で、前の月から24人の増えたほか、自己都合の離職者は50人で8人の増加、在職中で仕事を求めている人は59人で、13人の増加となっています。

 仕事を求めている人の増加についてハローワーク鹿角は、「ここ1年以上、有効求人数の低調が続いていることが影響している」とするいっぽう、「企業の紹介件数が4か月連続、就職件数も2か月連続で増えており、この傾向が続くよう期待している」としています。

 これらにより、仕事を求めている人1人に対して企業からの求人が何人あるかを示す有効求人倍率は、前の月から0.15ポイント下がり、1.35倍となりました。

 この数値のダウンは4か月ぶりで、求職者の大幅な増加が影響しています。

 ハローワーク鹿角では、「求職者に対し、インターネットや週刊求人情報などで興味のある求人を探すよう促しながら、人の入れ替わりの多いこの時期を逃さず応募することを勧めていく」としています。