コロナ禍で求人が激減 鹿角管内の労働市場

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 鹿角市と小坂町の管内で、求人が急速に減っています。新型コロナウイルス感染症に関する雇い控えが原因で、バブル経済の崩壊以降、10年あまりにわたって堅調に積み重ねられてきた規模が、わずかこの9か月で、およそ半分まで減っています。

 ハローワーク鹿角によりますと、11月中の企業からの求人は669人で、前の月から14人減りました。

 管内の求人は、新型コロナウイルス感染症が影響する前のことし2月には902人ありましたが、それ以降、減少傾向にあり、9か月で233人、率にして26%減りました。

 管内では求人が、バブル崩壊で底を打った平成20年8月の303人以降、上昇に転じ、10年半後のおととし2月には、統計が残る平成16年以降で最多の千4人に達していました。

 その後も1年ほど、人口減少による人手不足を背景に高い水準が続いていましたが、新型コロナウイルス感染症に関する雇い控えの動きが出て以降、急速に減り続けています。

 そして11月の求人の669人は、6年4か月前の水準まで減っています。

 対して、11月に仕事を求めた人は513人で、働く場が減るなかで、前の月から12人増えました。

 これらにより、仕事を求めている人1人に対して企業からの求人が何人あるかを示す有効求人倍率は、前の月から0.06ポイントダウンし、1.30倍となりました。

 ハローワーク鹿角では、「新型コロナウイルス感染症の影響から回復の兆しが見えない。企業には、助成金を利用して従業員の雇用を維持していただくようお願いしている」としています。