総合計画の基本構想の案まとまる 鹿角市

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 鹿角市の来年4月から10年間の総合的な計画のうち、各分野の方針の案がまとまり、市が議会に提案することにしています。

 今回、案がまとまったのは、「第七次総合計画」のうち、各分野の方針を位置づける「基本構想」と呼ばれる部分です。

 まず、めざす将来都市像について、「ふるさとを誇り、未来を拓く(ひらく)まち、鹿角」としました。

 そして、現在の総合計画では、産業や移住促進など分野ごとの八つの重点プロジェクトを設定していますが、新たな計画の案では八つの戦略を掲げました。

 そのなかで、福祉や産業など、行政として取り組みが最低限で必要な五つの基本的な戦略とは別に、町づくりを経営の視点で攻める、三つの戦略を設定したのが特徴です。

 その三つの戦略のうちの一つは、世界級の遺産を数多くもつことを武器にした「世界遺産のまち」づくりで、伝統を守るとともに、内外との交流に積極的に活用したり、情報発信したい考えです。

 また、人・モノ・外貨を呼び込む分野として、地域で盛んなスキーと駅伝などスポーツを生かした交流人口と滞留人口の拡大や、豊富な再生可能エネルギーを生かすことも見据えています。

 このほか、現在の計画で最大の課題に位置づけている人口の目標は設定しないいっぽうで、人口構造の若返りをめざすことを重視しています。

 基本構想の案は、27日に開会する定例議会に提案されます。