生活保護、304世帯 鹿角市

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 鹿角市内の生活保護世帯の数はことし4月1日の時点で304世帯となっていて、半数以上が一人暮らしの高齢者です。

 生活保護は、資産や能力のすべてを活用しても生活に困窮する人に対し、調査で認められた困窮の程度に応じて保護費が支給される国の制度です。

 市によりますと、市内の生活保護世帯の数は人口減少とともに徐々に減っていて、ことし4月1日の時点の数、304世帯は、去年の同じ時期から9世帯減っています。

 人口全体のうち生活保護を受けている人の割合、保護率をみますと、去年4月1日の時点の鹿角市の1.21%は、同じ時期の秋田県の平均の1.47%、また全国平均の1.67%をいずれも下回っています。

 いっぽう、生活保護を受けている世帯を種別ごとにみますと、高齢者のみの世帯が58%、障害やけが、病気による世帯が29%、母子世帯が2%などとなっています。

 また世帯の人数別でみますと、一人暮らしが最も多く、なかでも高齢者の一人暮らしが、種別と人数別で分けたなかの54%にのぼっています。

 いっぽう市は、生活保護の受給者の就労を支援する取り組みを進めていて、一昨年度は対象者のうち32%にあたる11人が就労や、増収につながっています。

 市では、「一人暮らしの高齢者の生活保護が今後増えると見込まれ、見守りが必要になっている」としています。

 いっぽう、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた低所得者の状況について市は、「国の給付金で、家計が急変した人を受け付けることにしている。その際に状況を把握していきたい」としています。