地元の事業所を子どもたちに紹介 秋田県と小坂町

地元の事業所を子どもたちに紹介 秋田県と小坂町

 秋田県と小坂町の職員が意見を交わす会議が開かれ、子どもたちの地元定着をめざして、地域の事業所を紹介していくことを申し合わせました。

 25日、小坂町の町役場には、鹿角地域を管轄する秋田県の部署と小坂町のそれぞれの幹部職員などおよそ20人が集まり、今後取り組む事業や地域の課題などについて話し合いました。

 そのなかで、去年11月に、県鹿角地域振興局の協力を得て小坂中学校で行われた地元の事業所を紹介する催しが取り上げられました。

 成田祥夫(さちお)副町長は、「参加した中学生からは、素晴らしい地元の企業を知り、働きたい気もちがでてきたという声が聞かれた」とし、開催の継続を県側に希望しました。

 さらに成田副町長は、「子どもたちの地元定着に親世代の協力が欠かせないが、地元の企業を知らない人が子どもたちに対し、小坂は働く場所がないから町外へ行きなさいと言っていると聞く」と述べ、親世代の意識改革への協力を県側に求めました。

 また、県鹿角地域振興局の岡崎佳治局長も、「コロナの影響で、東京に出すよりも地元で働いてもらったほうが安心だという意識が強くなっているようだ。地元の事業所をPRしていきたい」と述べました。

 いっぽう、町が力を注ぐブドウの生産とワイン造りで、今後の方向性を問われた町側は、町民や旅行者のワインによる乾杯を推進する条例を去年制定したことにふれたうえで、「ことしは地元の飲食店でワインを楽しめる仕掛けづくりをしたい」と説明しました。