食中毒の予防へ巡回指導 鹿角市

食中毒の予防へ巡回指導 鹿角市

 ノロウイルスが原因の食中毒の発生のおそれがある寒い時期を迎え、食品を取り扱う業者に予防を呼びかける巡回指導が鹿角市などで行われました。

 ノロウイルスは、下痢やおう吐などの症状を引き起こすウイルスで、ノロウイルスが原因の食中毒は冬に集中する傾向にあります。

 日本食品衛生協会が11月から3か月間を予防強化期間に位置づけていて、これにあわせた食品取扱業者への巡回指導が、鹿角市と小坂町でこのほど行われました。

 県から委嘱を受けた食品衛生指導員たちが飲食店や菓子店などを一軒ずつ訪れ、手洗いや消毒、また調理する人の健康管理を徹底するよう呼びかけました。

 いっぽう、食中毒の予防策を日ごろから記録しておく「ハサップ」と呼ばれる取り組みの導入が、再来年までに義務化されることから、その周知もあわせて行われました。

 鹿角食品衛生協会の指導員を務める畠山大和(やまと)さん(57)は、「食中毒の予防では、手洗いなど基本こそが大事です。みんなで予防を徹底して、食中毒を出さないようにしたい」と話しています。

 去年まで過去5年間の国の統計によりますと、発生した食中毒の56%をノロウイルスが占め、そのうち62%が冬に発生しており、これからの時期の注意が必要になっています。