モモ園でクマの注意呼びかけ 鹿角市

モモ園でクマの注意呼びかけ 鹿角市

 鹿角市の特産のモモが収穫期を迎えているなか、クマによる人身被害を防ごうと、関係機関が合同で市内のモモ園を巡回して注意を呼びかけました。

 これは、「かづの北限の桃」の収穫期を迎え、果樹園やその周辺でのクマによる人身被害を防ごうと企画されたものです。

 12日、地元の警察、猟友会、行政の担当者たちおよそ10人が集まり、市内の大規模なモモ園およそ10か所を回りました。

 そして農家の人たちに対し、クマを寄せ付けることになる、廃棄するモモを放置しないことや、一人での作業を控えることなどを呼びかけました。

 訪問を受けた、花輪東町で果樹農家を営む60代の男性によりますと、4年前にクマによる被害があったため電気柵を設置したところ、その後は一度も被害がないそうです。

 男性は、「実がなってからは、2週間ごとに草刈りをしている。手間がかかっても、クマを寄せつけない環境をつくることが大事だと思っている」と話していました。

 市によりますと、市内ではことし今月10日までに、クマの目撃が103件、クマによる食害は41件報告されています。

 鹿角警察署の金洋輔(こん・ようすけ)地域課長は、「ことしも管内でクマの目撃が相次いでおり、油断はできない。廃棄する果物を置いておくとクマを寄せつけることになるので、適切な対応を呼びかけていく」と話しています。