キャッシュレス決済でセミナー 鹿角市

キャッシュレス決済でセミナー 鹿角市

 来月の消費税率の引き上げに合わせて、消費者へのポイント還元が導入されるキャッシュレス決済について紹介するセミナーが鹿角市で開かれました。

 キャッシュレス決済のポイント還元は、国が来月1日の消費税率引き上げと同時に景気対策として9か月間実施するもので、消費者がキャッシュレス決済で支払うと、中小の店舗の利用で5%分、チェーン店などの利用で2%分がポイントなどで還元されます。

 これを地元の事業者に紹介して集客につなげてもらおうと、鹿角地域の商工会が12日にセミナーを開き、およそ20人が参加しました。

 講師を務めた商工会に関するアドバイザー、佐々木淳(じゅん)さんは、導入のメリットとして、キャッシュバックのキャンペーンが集客につながる期待や、端末の導入費用に補助金があることなどを挙げました。

 佐々木さんは、「仮に1年後に流通の主流が再び現金に戻るものだとしても、投資が少ないことや、集客の期待を踏まえれば、導入の価値はある」と提案しました。

 そのほか、決済代行事業者への登録についてや、端末機の種類、店舗で用意する環境などについて説明しました。

 民間の調査会社によりますと、市内でキャッシュレス決済の消費者還元事業に対応しているのは12日午後3時の時点で、飲食店や宿泊施設、コンビニ、ガソリンスタンドなど36店です。

 セミナーを開いたかづの商工会の渡辺正臣・企業支援課長は、「鹿角を含め秋田県全体で登録事業者がまだ少ない。大きな企業に流れている資金を中小企業にも回るように、登録事業者を増やしていきたい」と話しています。