古式にのっとり住職の就任式 鹿角市

古式にのっとり住職の就任式 鹿角市

 鹿角市の寺で、代替わりによる住職の就任式が行われ、稚児行列など各種の儀式が古式にのっとり行われました。

 住職の就任式が行われたのは、花輪六日町の恩徳寺です。

 24代めの住職、岩舘裕章(ゆうしょう)さん(53)が去年3月、先代の祖芳(そほう)さん(77)から引き継いでおり、「晋山式」と呼ばれる就任の儀式が7日と8日に行われました。

 初日の昼すぎには、稚児行列が地元の商店街で行われ、華やかな衣装を身につけた地域の子どもたちが岩舘さんを先導しました。

 ほら貝と、笛のおはやしが吹かれるなか、一行およそ100人がゆったりと歩を進め、沿道に集まった地域の人たちからお祝いを受けていました。

 訪れていた花輪六日町の40代の男性は、「お寺での星の観察会など、地域の人たちとの交流を率先されている方なので、ますます地域とお寺をつないでほしい」と話していました。

 このあと寺では、僧侶たちの問答に答える修行や、歴代の住職への感謝のお経を読む儀式など各種の行事が、古式にのっとり行われました。

 岩舘さんは、「この寺にお勤めして20年ほどになりますが、気もちを新たにして寺を守っていくとともに、地域の皆さんの幸せを祈っていきたい」と話しています。