元魁皇と弟子たちが鹿角入り 小学生にけいこ

元魁皇と弟子たちが鹿角入り 小学生にけいこ

 元大関魁皇の浅香山(あさかやま)親方と弟子たちが、鹿角市で開かれた相撲大会を訪れ、相撲に打ち込んでいる小学生たちに稽古(けいこ)をつけました。

 魁皇は、曙や「若貴兄弟」から金星を重ねるなどして、大関まで番付を上げ、幕内で5度の優勝を果たし、8年前に引退しました。

 鹿角市の訪問は、地元の有志たちが開いている「八幡平相撲大会」の40回めの開催を記念して招かれたもので、弟子や床山たちとともに15日、谷内の相撲場を訪れました。

 はじめに力士たちが稽古の一部を披露し、相撲の基本の四股(しこ)について、「毎朝200から300は踏んでいます」との解説があり、場内から驚きの声が上がりました。

 また、大会に出場した秋田、青森、岩手の小学生たちおよそ90人に稽古をつける場面では、力士たちが、子どもたち三人がかりの押しに動じなかったり、子どもを容易に吊り上げたりしていました。

 稽古をつけてもらった小学6年の男子児童は、「一生懸命押したのに、あんまり動かなかったので、すごいなあと思いました。これからも、強く当たっていく相撲を練習したい」と話していました。

 浅香山親方は相撲に打ち込む子どもたちに対し、「相撲は裸で稽古をするので体が強くなるし、感情を出せない子どもが多いと言われる現代でも、気もちを出せるようになる。楽しみながら、相撲を続けてほしい」とエールを送っています。