中学生が国立公園でガイド 鹿角市八幡平

中学生が国立公園でガイド 鹿角市八幡平

 八幡平国立公園の紅葉を見に訪れた人を地元の中学生たちがガイドする催しが、鹿角市側の八幡平で行われました。

 これは鹿角市の八幡平中学校が、地元を知る「ふるさと教育」と、生徒たちのコミュニケーション能力を高める「キャリア教育」の一環で、6年前から行っているものです。

 ことしも全校の89人が6月から、ガイドの案内文を作ったり、現地で練習したりしてきました。

 紅葉が見ごろを迎えている八幡平国立公園で6日に行われ、4人程度で班をつくり、大沼と後生掛でガイドしました。

 生徒たちは緊張しながら観光客に声をかけて依頼を引き受けると、植物の名前や、火山活動の様子などをていねいに紹介していました。

 案内を受けた名古屋市の60代の女性は、「地元の子どもに観光地を案内してもらえて、うれしいです。子どもたちが地元の魅力を知ることは、将来の定着率に関わってくると思うので、良い取り組みだと思います」と話していました。

 いっぽうことしは、外国人旅行者の訪問が増えていることを踏まえ、英語が得意な生徒たちを集めた班が初めて設けられ、案内文や、鹿角の魅力の説明を英語で用意しました。

 英語の班で活動した3年の女子生徒は、「自分の国の観光地との違いを楽しんでもらいながら、八幡平のきれいな自然に癒されてほしいです」と話していました。

 学校では「2年生までに大沼と後生掛の両方のガイドを経験するようにしており、大人になっても八幡平を語れるようになってほしい」と期待しています。