魚が暮らしやすい川づくりで植樹 鹿角市

魚が暮らしやすい川づくりで植樹 鹿角市

 魚が暮らしやすい川をつくろうという植樹のイベントが鹿角市大湯で行われ、地元の小学生などが牧場の跡地に苗木を植えました。

 これは、川の上流で植樹をして、魚のエサや住みかになる木の葉を育てようと、市内の河川漁業者たちの組合が16年前から、各地で行っているものです。

 今回植樹をしたのは、米代川の源流の一つのそばにある、大湯田代平の牧場の跡地で、かつての十和田湖の噴火の影響で砂利や軽石が多いため、川に流れ出るおそれがあるということです。

 4日、地元の小学生と漁業者、それに林業の関係者たちおよそ50人が集まり、およそ5アールに、ベニヤマザクラやブナなどの苗木およそ千本を植えました。

 参加者たちは掘った穴に苗木を入れ、ていねいに土をかけていました。

 参加していた大湯小5年の男子児童は、「自然がたくさんあった方が、生き物たちにとっていい環境だと思います。きょう植えた木が元気に育ってほしいです」と話していました。

 主催した鹿角市河川漁業協同組合の宮野和秀組合長(69)は、「鹿角の川に住む魚の種類が増えていて、植樹の成果が出ていると思う。素晴らしい自然を子どもたちに残していきたい」と話しています。