十和田湖のヒメマス釣りが人気 小坂町和井内など

十和田湖のヒメマス釣りが人気 小坂町和井内など

 秋田県と青森県にまたがる十和田湖で、特産のヒメマスの釣りが解禁され、大勢が訪れる人気ぶりとなっています。

 十和田湖のヒメマスは、資源の保護を目的に、釣りができるシーズンが設定されていて、ことしも10月1日に解禁されました。

 メディアで取り上げられるようになった近年、訪れる人が急激に増えていて、2日午前9時ごろ、小坂町の和井内には、地元や周辺の県、さらに首都圏のナンバーをつけた車などおよそ50台が詰めかけました。

 十和田湖のヒメマス釣りは、えさ釣りや、魚のえさに似せたルアー、フライの釣りが楽しまれていて、訪れた人たちが桟橋や湖岸で竿を持ち、産卵のために接岸した、婚姻色で赤く染まった魚を狙っていました。

 2人で3匹釣ったという八戸市の20代の夫婦は、「このあとキャンプをしながら、みそ焼きと炊き込みご飯で味わいます。十和田湖の釣りは、ロケーションが最高です」と笑顔を見せていました。

 また埼玉県深谷市から来ていた60代の男性は、「初めて来た去年は5匹しか釣れなかったので、もっと釣りたくて、ことしも来ました。景色が素晴らしい湖で、神秘的な魚を釣るというストーリーが、格別です」と話していました。

 地元の漁業組合の人たちによりますと、ことしのヒメマスの接岸は遅い傾向にあり、釣り人たちの釣果が思うように上がっていないそうです。

 ふ化場でヒメマスを販売しており、購入していた盛岡市の30代の男性は、「釣れませんでしたが、手に入れることができました。イクラのしょうゆ漬けや、刺身、塩焼きを楽しみます」と話していました。 

 十和田湖のヒメマス釣りは、船での釣りが12月いっぱいまで、また湖岸での釣りが来年6月20日まででき、遊漁券を購入して、決められた場所で楽しめます。