有効求人倍率、過去最高 人手不足の鹿角管内

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 鹿角市と小坂町で仕事を求めている人1人に対して企業からの求人が何人あるかを示す有効求人倍率は8月末に、過去最高の1.89倍となりました。人手不足が深刻です。

 ハローワーク鹿角によりますと、先月中の企業からの求人は958人あり、人手が足りないなかで前の月からさらに57人増えました。

 対して仕事を求めた人は509人で、前の月から2人減り、企業の求めに大幅に足りていません。

 これにより、季節労働者などを除いた有効求人倍率は、前の月から0.12ポイント上がって1.89倍となり、県内に11あるハローワーク単位で、最も高くなっています。

 ことし2月末に過去最高となった1.82倍をさらに上回ったほか、40か月連続の1倍以上と、働き手の不足が長期化しています。

 求人倍率は業種ごとで差があり、接客・給仕で10倍ちょうど、建設・土木で5.06倍、調理で4.29倍などと人手が不足しているのに対し、事務や運搬・清掃・労務で1倍を切り、働き手の希望が集中しています。

 ハローワーク鹿角では、「企業で働き手の確保が難しくなっており、高齢者や障害のある人など幅広い採用を働きかけるとともに、若い人の地元定着をめざしたい」としています。